春合宿 2018 参加者募集
古川勝三と行く台湾の歴史探訪の旅
2011年の東日本大震災の際、日本に最も多くの義援金を送ったのは、アメリカでも韓国でも中国でもなく、台湾でした。中華人民共和国には “国” と認められず、1972年の日中国交正常化とともに発行された日中共同声明もあって、日本国政府からの感謝の意は十分に伝えられなかったものの、日本民間からの寄付でようやく
謝意を形にすることができました。人口2,300万人余りの台湾からなぜ、これほどまでに義援金が集まったか、1999年の台湾中部大地震や2009年の台湾南部台風災害で日本が台湾を支援したことに対する感謝だけでは、200億円を超える義援金は説明できません。
失敗学会では、2013年の
Forum 111 in 大阪 での岡田先生発表により、日本統治下の台湾に当時、東洋一のダム及び灌漑設備を作った八田與一について教わりました。太平洋戦争後も、八田與一の銅像は壊されず、残されていました(ただし残念なことに昨2017年、中華統一促進党員により首が切断されるも、台南市政府により修復がされました)。この台湾で最も有名な土木技師、嘉南大圳の父、八田與一の足跡をたどり、その他、台湾から風土病を駆逐した土木技師、浜野弥四郎、台湾野球の礎をつくったKANO野球部の名将、近藤兵太郎、古都台南市を守った最後の台南市長、羽島又雄について学びます。
本ツアーは、『台湾を愛した日本人~土木技師 八田與一の生涯~』の著者、
古川勝三先生(
日本ダム協会インタビュー記事)にご案内いただきます。失敗学会では二度と実現できないこのイベントは、会員、会員ゲスト、一般、実費にての統一価格でのご参加となります。
人数調整のため、一部参加をお断りすることがあります。会員・早めの申込みが優先されます。
一次募集は、2月20日で締め切ります
会員参加申込
(⇐会員リンク)
一般の参加希望者は、
admin@shippai.orgまで、
メール件名を『2018春合宿参加希望』、メール本文に出国空港、出国日、帰国空港、帰国日、パスポート番号を書き添えの上、お申込み下さい。
一般参加者の一部参加はありません。一般参加者は事前のお振込みが必要です。
【スケジュール】
費用 大人一人 150,000円前後
(航空券予約時期、出発地、参加人員で変動。予約後キャンセルは3万円)
※ 旅費、ホテル代、食事代、燃料サーチャージ代、空港利用税をすべて含む
ホテル 夕食は4星以上
パスポート(必要ならビザ[日本人は基本不要])、旅行保険は各自の責任
【5/24(木)】
08:00 羽田組 国際線ANA 前ロビー集合。他は各自
12:30ごろ 台北、松山、桃園空港着
14:00ごろ 台北駅集合
14:30 国立台湾博物館、龍山寺見学
18:00 COZZI ホテルチェックイン
19:00 夕食、台湾料理の老舗「欣葉本店」
20:30 士林夜市の見学
【5/25(金)】
08:21 台北⇒(台湾新幹線、高鉄613号)
09:48 嘉義到着、バスにて嘉義農林野球部の足跡を見学
11:30 専用車にて烏山頭ダムへ
12:30 昼食 西拉雅シラヤリゾート(台南郷土料理)
13:30 烏山頭ダム、八田與一記念公園
東洋一のダムプロジェクト、八田與一氏の業績について
古川勝三様のご案内により見学(約2時間)
16:30 専用バスで★台南山上浄水場(修復中)、浜野弥四郎銅像見学
18:00 台南シャングリラ(遼東国際大飯店)チェックイン
夕食、担仔麺の元祖 「渡小月」
ライトアップされた赤崁楼見学 羽島又雄の銅像
【5/25(土)】
08:46 台南⇒(台湾新幹線、高鉄617号駅)
10:36 台北到着
11:30 基隆
12:30 海鮮料理
13:30 九份へ移動
14:30 レトロな金鉱採掘街見学
17:30 COZZI ホテルチェックイン
18:30 夕食、台北101の86F、海鮮料理の「頂鮮101」
【5/27(日)】
08:00 ホテル出発
08:30 二二八記念館見学、台湾大学訪問
11:00 桃園組、出発
11:30 松山組、出国手続開始
会員参加申込
(⇐会員リンク)