特定非営利活動法人失敗学会 |
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第141回失敗学フォーラム in 弁天町佐々正光講演 コンピュータで『安全で快適な生活』は得られるか2017年 1月21日(土)、弁天町ORC200、生涯学習センター 和室 一般 1,000円、失敗学会員 500円、大阪分科会員無料 13:15 春合宿、夏の大会予定について 14:00 休憩 14:15 開会あいさつ 14:30 佐々正光講演: 16:00 休憩 16:15 兵庫大学社会人講座報告と予定 16:30 3月、9月フォーラム、春合宿、夏の大会 17:00 終了 17:30 新年会 本イベントは終了しました。 『安全で快適な生活』を得ることができるのか? 佐々正光
情報の漏えいが相次ぐ中、「個人情報保護法の改正」が2017年春にも予定されています。
これまでの社会情勢を見てみると、未だにコンピュータから出た結果はすべて正しいとして行動する人たちが大多数であると思われます。ハードのトラブルとソフトのバグは発生しますが、本来コンピュータは事故やトラブルを誘発しないで欲しいものです。。当然のことながら犯罪に利用させてはならないものでもあります。
≪コンピュータ ソフトがなければ ただの箱≫とも言われています。典型的なトラブルに、2005年11月に発覚した「耐震強度偽装発覚」事件(失敗年鑑『耐震強度偽装発覚』)や「横浜マンション傾斜」事件などがあります。これらは、企業の問題とも言えます。 また、企業が発信する大量の迷惑メールについても、受信者側での対策は、殆んどできません。一方、パソコンやスマホなどについて、消費者の立場から見てみると、セキュリティ・ソフトを入れていなくても、インターネットにつながり、大変便利な世の中になったと喜んでいる方も多数いますが、セキュリティが確立していないと、パソコンを乗っ取られ、身代金の請求を受けたり、名前を騙られて偽の情報を発信されたりすることがあります。また、スマホなどでは、いじめの道具に使われたり、児童をだましてポルノ写真を送付させたりするなど年代に関係なく、犯罪に巻き込まれています。 そしてついに出てきたのが、スマホゲーム「ポケモンGO」にみられるような、「ながら視聴」による死亡事故の発生です。これまでにも、スマホなどを視聴しながら、自動車、自転車を運転したり、歩行中にも視聴していて、事故を惹き起こしたり、事故にあったりしています。 このほか、国家ベースのサイバーテロ事件なども報道されています。パソコンやホストコンピュータ、サーバーなどからの情報漏えい事件にみられるように、サイバー攻撃を受けてきているのが現実であると言えます。 これらの状況を分析し、少しでも早く抜本的な対策を立てなければならないと思い立ち、発表させていただくものです。 |
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