特定非営利活動法人

失敗学会

広告掲載について 広告掲載について 広告掲載について 広告掲載について
 入会案内
 連絡先
 International
   日本語ホーム
 組織
   設立主旨
   法人会員
   個人会員 
   分科会
   貸借対照表
   個人情報保護方針
 ニュース
   過去のニュース
   関連・推薦書籍
 会員ページ
   パスワードを忘れたら
   会員個人情報変更
   失敗学フォーラム
   論文投稿要領
 〒113-0033 東京都
 文京区本郷 5-29-12
  admin@shippai.org  


我々はどこで間違えたのか?


12月20日 第68報: 我々はどこで間違えたのか?<< ここをクリック

 2011年12月10日、東京大学本郷キャンパスで失敗学会年次大会が行なわれた。 学会分科会や理事講演の中、吉岡律夫さんの講演、 『我々はどこで間違えたのか?』が注目をあつめた。
 第67報まで、福島第一原発事故やその被害や対処について説明を続けてきた吉岡メモであるが、 何がいけなかったのか、肝心の根幹原因は何か、総括する形で吉岡さんの解釈がなされた。 失敗学の観点からは最も気になるところ、 すなわち他でも同じような事故が繰り返されないようにする方策を考える上で最も重要な情報である。 私たちはこれを聞いて、自分なりの結論を導き、これからどうするかを自分で考えなければならない。

 後半の質疑応答では、知らないことは『知らぬ』と明言される吉岡さんが印象的だった。 声高に己の思いから自説を主張して人心をも巻き込もうとするえせ専門家や、 自分達が決めた方向に世論を誘導しようとするリーダー達とは違うと思った。 ただし、そんなリーダー達のやり方を否定するつもりはない。それがなりわいなのだから、そうしなければならない。 “決めた方向”が大きく誤っていないことを願うばかりである。
 考えることをやめてしまい、信号機の表示のままに進んだり止まったりしているのは自分の意見がないことである。 私たち一人ひとりが自分の進むべき道をきちんと自分で考える時が来ている。
【飯野謙次】

吉岡メモ一覧表はここをクリック

第50報~第67報は、こちら

第30報~第49報は、こちら

第1報~第29報は、こちら
10 11  12月 1 2 3
2024年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

失敗知識DB

失敗年鑑

個人会員紹介
2024番様のページ

法人会員紹介

失敗体験施設名鑑
 
Copyright©2002-2024 Association for the Study of Failure