アメリカ、ミネアポリス市、
高速35W号線の橋が崩壊
2007年8月1日18:05、アメリカ合衆国、ミネソタ州ミネアポリス市、
州間高速道路35W号線の橋が崩壊、ミシシッピ川に落ちた。一夜明けた2日も、
川の残骸やコンクリートの間から、行方不明者の捜索が続いている。
8月1日夜の発表では死者4名、負傷者79名だったが、
行方不明者が30名以上いるとも言われている。
崩壊した橋は、1967年完成の鉄製、
両側で8車線あり、ミシシッピ川から20メートルの高さにあり、
長さはおよそ580メートル。事故当時、両側ともそれぞれ2車線ずつ閉鎖されており、
補修作業が行われていた。ただし、照明など構造に関係ない作業だった。
アメリカ合衆国運輸省は、2005年、2006年と検査を行っており、
2005年には、老朽化のため新しく架け替えるべきかもしれない、との結論を出していた。
アメリカ版ヤフーなどで、
崩壊の様子もビデオで撮影されている。
起こったばかりの事件に関する情報の常で、2005年の正確な報告や、
なぜ架け替え事業が始まっていなかったか、憶測や不正確な情報が飛び交っている。
タコマ橋崩壊の1941年から66年目のことである。