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 〒113-0033 東京都
 文京区本郷 5-29-12
  admin@shippai.org  


失敗学講座in東京【2019年下期】

全6回資料代:54,000円(税別)
失敗学会会員については、42,000円(税別)と致します。

【会場】東京大学 工学部2号館 

Monthly、水曜19時より


【申込み方法】氏名、所属、役職を記入し『失敗学講座受講希望』、失敗学会会員は会員番号もお書き添えの上、本郷事務局までお申込み下さい。
アドレス⇒seminar@shippai.org

プログラム
講師日付・内容
はたむら・ようたろう
畑村 洋太郎
第1回10月16日(水)(19:00-20:30)

失敗・危険の発現を防ぐ
~アクティブ・ラーニングのすすめ~
教室: 31-A
畑村 洋太郎
東京大学名誉教授
NPO法人 失敗学会 理事長
 失敗や事故はなぜ起るのか?
 人間や組織自体に失敗や危険を発現させる特性が備わっているからである。
ではどうすれば防ぐことができるのか?
 自分で考え行動すること、すなわちアクティブラーニング(行動を通じた学習)によって自分の脳に様々な経験を積ませると、頭の中に思考回路ができる。すると、今の行動や事態がどう進行すると失敗や事故に繋がるのかを予測できるようになり、適切な対応ができるようになる。

なかお・まさゆき
中尾 政之
第2回11月20日(水)(19:00-20:30)

失敗学-失敗を防げる組織の構築-

教室: 31-A
中尾 政之
東京大学大学院工学系研究科 教授


いしばし・あきら
石橋 明
第3回12月4日(水)(19:00-20:30)

安全マネジメントの実践学
事故再発防止対策の立案
教室: 31-B
石橋 明
(株)安全マネジメント研究所
代表取締役 所長
 失敗学研究の成果として、「人は誰でも間違える」というヒューマンファクターズの基本概念が広く理解されるようになりました。しかし、人間個人の脆弱性をチーム力を発揮して組織的に補強する体制は、未だ確立の途上にあります。本講義では、事故発生に際して、再発防止対策を立案するための組織的取組みについて、解説します。前回は、不具合発生時に起こった事象を正確に把握するための手法について詳しく解説まししたが、本講では引き続きその原因と背後要因を「科学的に分析する手法」を解説します。原因の究明によって、有効な再発防止対策の立案が可能になります。その再発防止対策を迅速かつ確実に実践して振り返り、必要に応じて改善を図るという一連の手順を「安全マネジメントプロセス」と呼称して広く産業界に推奨しています。

うおざき・ひろみ
宇於崎 裕美
第4回1月29日(水)(19:00-20:30)

パワハラ防止法施行間近!“リスク増大+不寛容社会”におけるコミュニケーション戦略の傾向と対策
教室: 31-A
宇於崎 裕美
有限会社エンカツ社 代表取締役
横浜国立大学 非常勤講師
 法改正によりハラスメント防止措置は事業主の義務に。一方、ネットやマスコミでは法令違反や失言等不適切行為への批判はますます激しくなっていく。そんな世の中で生き残るためのコミュニケーション戦略と技術について事例を交えて解説。

さえき・とおる
佐伯 徹
第5回2月19日(水)(19:00-20:30)

失敗してしまうブロックチェーンでのデータ共有概念
汎用的に活用できるデータ格納手法を考える
教室: 31-A
佐伯 徹
NDIソリューションズ株式会社ビジネスソリューション部 室長
 複数の企業(個人)で中間システムを介在せずにデータ共有が出来てしまうブロックチェーン。しかし、各企業(個人)が共有したいデータと共有してほしくないデータが発生するケースが多く、ブロックチェーン設計者を悩ませてしまい、開発プロジェクトの時間だけが経過することで妥協案もないまま失敗プロジェクトとなってしまうケースが多発している。そこで、汎用的なデータ識別方法および格納方法を手法化させ、同様の失敗プロジェクトをおこさせない提案を行う。

いいの・けんじ
飯野 謙次
第6回3月11日(水)(19:00-20:30)

失敗を予測する数学
教室: 31-A
飯野 謙次
東京大学環境安全研究センター 特任研究員
 失敗学は、失敗から得られる知識を共有して同じ失敗を繰り返さないことが目的と思われている。しかし今では、さらに一歩踏み込んで、仕組みを作ってその失敗が起こりえないようにすることを目指す。そのためには創造性が必要だが、今までにない新しいことを考えると、今まではなかった失敗に遭遇することも多い。本講座では、数学的手法によって失敗の特徴を掴み、さらにまったく思いもしなかった失敗を予測する方法を紹介する。




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