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Forum 216 対面+zoomハイブリッド
大阪分科会主催

福田 晃 |
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大髙 浩 |
2025年11月8日(土)13:00-17:30
対面+zoomハイブリッド
会場:日宝御堂ビル304号室( 18名限定)
大阪市中央区瓦町3-4-10( Map)
アクセス:本町1番出口を出てミニストップ方向へ。
ミニストップ手前を左に曲がり
2つ目の交差点(自転車屋さんVelo屋が目印)を右へ。
左手に見えるパーキングの隣のビルです。
一般: 1,000円
失敗学会員・ゲスト: 500円
大阪分科会員: 無料
失敗学会員参加申込
⇐会員リンク
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講演1
講演者:福田 晃
演題:山岳事故は日常への警鐘 - 登山ブームと高齢化の失敗から学ぶ安全対策
内容: 近年のアウトドアブームや健康志向の高まり、インバウンド観光の増加により、登山者数は急増している。それに伴い山岳遭難も増えており、警察庁のまとめによると2024年の山岳遭難は2,946件、遭難者は3,357人で統計が始まった1961年以降で3番目の多さであった。年齢別では50代以上が約7割、70代が771人と最多であり、高齢者の事故が急増していることがわかる。富士山や南アルプスのある山梨県警の統計では、60代が事故件数の最多層で40代以上が全体の77%を占め、夏期遭難者の54%は60代以上であった。この背景には弾丸登山や単独行、装備不足などの無謀な行動があり、台風並みの風と軽装が重なった富士山の事故や北アルプスの北穂高岳での滑落、都市近郊の低山での転倒、ヒグマ出没を軽視した知床羅臼岳での事故が象徴的である。
本講演では、こうした事故事例を失敗の視点で分析し、「なぜ起きたのか」「どのようなパターンがあるのか」を明らかにする。そのうえで、装備・計画・情報共有の重要性や、滑落や疲労など年々増加する事故の傾向、訪日外国人遭難の現状について解説する。また、これらの教訓を日常生活に応用し、転倒・転落が多い高齢者の日常事故を防ぐための具体策(生活環境の改善や身体状況の確認、事故時の対処法など)を消費者庁のガイドラインを踏まえて紹介する。
山での失敗は決して特別なものではなく、日常生活にも潜む危険への警鐘であることを理解し、安全と健康を守るための実践的な策を議論したい。
講演2
講演者:大髙 浩
演題:IT紛争から学ぶユーザ組織マネジメント教訓の見える化
内容: デジタル化に伴うIT開発がとん挫,その損害賠償を求めて当事者で争われ,ITユーザに賠償命令が下される事件が繰り返されている.まず一審の判決が控訴され最終審では逆転判決でITユーザ敗訴となった3件の事件について事実関係を失敗学会でレビューする.その結果を現象面に加え,原因面での事実関係も明らかにすることで,問題の真因を特定することで紛争の再発防止に繋がる教訓を見える化し、この教訓を活かすことによる社会的効果について議論した上,我が国のようにシステム開発をITベンダにアウトソースする他国にも広く適用する方策についても議論したい.
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スケジュール
11月8日(土)
12:30 開場、受付開始
13:00 講演1【福田 晃】
14:30 休憩
14:45 講演2【大髙 浩】
16:15 休憩
16:30 大阪分科会
議題:(案)
- 年次大会(12/13)の大阪分科会候補者選定のつづき
- 大阪分科会見学会のつづき
- 2026年1月予定の計画
- 2026年春合宿案のつづき
17:30 終了
18:00 懇親会
お申し込み方法(一般、会員ゲスト)
要事前申込み・ 振込み。 11月6日(木)12:00までに
admin@shippai.org までご連絡ください。
折り返し、参加費振込み方法をお知らせします。
会員
下のボタンをクリックして会員エリアに行き、参加を表明してください。
失敗学会員参加申込
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振り込みには、必ず ご自身の氏名を添えてください。
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