| プログラム | 
	
		| 日付 | 講師 | 内容 | 
	
		| 第1回 10月21日(土)
 (10:40-12:10)
 | 佐伯 徹 
  | DX失敗学 -なぜ成果を生まないのか-
 | 
	
		| DX(デジタルトランスフォーメーション)で失敗している企業は多い。DXに取り組むよう会社から言われたものの、どうしたらいいのか悩んでいたり、取り組みを始めたがうまくいくのか自信がないという人にむけ、講演者の書籍「DX失敗学」を使用しながら、DXプロジェクトの失敗事例を分析し、真因を究明する方法について解説を行う。 | 
	
		| 第2回 11月18日(土)
 (10:40-12:10)
 | 三田 薫 
  | 淀川の大洪水~あなたは大丈夫か?~ -明治の淀川大洪水を振り返り、治水の恩人大橋房太郎らの足跡をたどる-
 | 
	
		| 1885(明治18)年の淀川の大洪水を契機として河川改修に情熱を燃やし、河川の管理は国の仕事となった「河川法」制定の立役者の一人でもあり、また新淀川開削にも奔走、これら治水の功績によって、時の内務大臣の後藤新平から「治水翁」と称えられた人物がいた。彼の名前は、大橋房太郎といい、彼の足跡をたどるとともに治水を失敗学の観点から考えます。 | 
	
		| 第3回 12月02日(土)
 (10:40-12:10)
 | 岩崎 雅昭 
  | エアバッグとファンヒーターのリコールに学ぶ -製品が予期せぬ重大事故を起こした時の対応について-
 | 
	
		| 全世界で5千万台を超えるリコールとなったT社のエアバッグ問題、また一酸化炭素中毒事故を起こし現在も回収が続いているM社製FF式ファンヒータ-、いずれも長期間使用した後に発生した重大事故によりリコールとなった。その結果、T社は民事再生法の適用を申請するに至り、他方、M社はその対応が賞賛され、今日ではリスク管理の手本とされている。製品が予期せぬ重大事故を起こした時、どのようにすれば良いのかを2社の対応から学ぶ。 | 
	
		| 第4回 01月27日(土)
 (10:40-12:10)
 | 平松 雅伸 
  | 「知っているつもり」で起こる失敗は、「分かれば」防げるか? - 知識不足、理解不足で起きる失敗と事故-
 | 
	
		| 地震津波~温暖化の影響を受けた風水害が多発している。産業界において、自然災害をきっかけとして、漏洩~火災爆発事故に至るケースが散在している。事故事例の解析から、リスク想定の欠如~対応の不足が推定される。ハザードマップや災害想定から、事故リスク~対応を考える。 | 
	
		| 第5回 02月10日(土)
 (10:40-12:10)
 | 大澤 勲 
  | 身近で起った航空事故から再発防止を考える -6件の重大事故から、ハインリッヒの法則を実感-
 | 
		| 身近で起った6件の小型機の重大航空事故(内、死亡事故1件、重症事故1件、全損事故5件)から、真の再発防止を図るにはどうすればよかったのか? 航空機事故は、一般の人には無縁に思われがちですが、“空の交通事故”です。私自身は、米国の事故で『被告』になり、日本の事故で『被疑者』になりました。関連インシデントも紹介し、改めてハインリッヒの法則の重要性をレビューします。 | 
	
		| 第6回 03月09日(土)
 (10:40-12:10)
 | 三国 外喜男 
  | 失敗学で考察する高齢者詐欺 -なぜなくならないのか高齢者詐欺。高齢者の皆さんが不足しているあることが・・・・・-
 | 
	
		| 高齢者の方々が被害に遭う詐欺の形はたくさんあります。形は違えど、結果としてお金を騙し盗られるということです。皆さんは「自分だけは大丈夫」と思っていませんか。そう思っていることが「隙」なのです。今回の講座は、この隙について皆さんと失敗学で考えて、高齢者の詐欺被害を防ぎましょう。 |