失敗事例

事例名称 コンクリート打設中にスラブ型枠が落下した。
代表図
事例発生日付 1976年
事例発生地 福岡県
事例発生場所 建築工事
事例概要 この失敗は建築工事における事例である。コンクリート打設中にスラブ型枠が落下し、あわや大災害になるところであった。
事象 コンクリート打設中にスラブ型枠が落下した。
経過 建築工事において、コンクリート打設中にスラブ型枠が落下し、あわや大災害になるところであった。(修理費用:300万円)
原因 型枠支保工について、サポート2本で受けるべきところ、落下した箇所のみ1本で受けていた。
対処 落下部分を撤去後、サポート2本での枠支保工にて型枠2を組み立て、コンクリートを打設し直した。
対策 1)事前検討会における図面の確認
2)作業所長による確認の徹底
3)作業員への教育の徹底
知識化 ・事前検討会の重要性
・確認の重要性                                           
・教育の重要性
データベース登録の
動機
一歩間違えれば大規模災害につながる事故であること
シナリオ
主シナリオ 手順の不遵守、手順無視、立案手順無視、調査・検討の不足、事前検討不足、型枠支保工の検討不足、企画不良、戦略・企画不良、作業内容検討不足、組織運営不良、運営の硬直化、教育不足、組織運営不良、管理不良、確認不足、使用、保守・修理、処理不足、定常操作、誤操作、誤った操作、破損、破壊・損傷、スラブ型枠落下、組織の損失、経済的損失、修理費用、組織の損失、社会的損失、信用失墜
情報源 (株)熊谷組 九州支店 失敗例活用研究会
死者数 0
負傷者数 0
分野 建設
データ作成者 藤本 勝 (株式会社 熊谷組)